聖書のみことば in Mom's Life

慌ただしい子育てライフの中に見つかる神様の恵みをつづる。

今年の目標。神様の目的。

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新年に掲げた目標、早速挫折している。


子供達と家で英語で話すこと。
子供達と一緒に聖書を読むこと。

 

すぐに挫折することは想定内。
繰り返し繰り返し、その目標に戻り、
チャレンジすることが今年の目標。

 


しかし、
まず、
基本に戻ろう。

 


自分の目標を考える前に、
年の始めにもっと大事なことを確認しよう。

 

 

自分のしたいこと、達成したいことは置いておく。

まずは、

神様が私達にして欲しいは何だろう。

私達に望んでおられることは何だろう。

 

少し言い換えると、

「神様が私達を造られた目的は何だろうか」

ということ。

 


人は自分の人生の意義を、様々な形で定義しようと試みる。


「幸せになるために、生まれた」
「良い大学へ行き、良い会社へ就職して、素敵な人と結婚する」
自己実現
「好きなことを見つけて、楽しむ」
「子供に良い教育を与えて、才能ある子に育てる」

 


どれも悪いことではない。

 

しかし、
それをやり遂げて、心の底から、満たされるだろうか。
そこに変わらない喜びが見つけられるだろうか。

 

 


神様は本来、どんな目的をもって私達を造られたのだろうか。

 


プロテスタントの教会でよく使われる、
聖書の要約みたいな本、『ウェストミンスター小教理問答』には
このように書かれている。

 


『Q1、人のおもな目的は、何ですか。

 

答え、
人のおもな目的は、
神の栄光をあらわし、
永遠に神を喜ぶことです。』

 

 

では、
・神の栄光をあらわす
・永遠に神を喜ぶ
とはどういう意味なのだろうか。

それぞれ考えてみる。

 

 

 

1.【神の栄光をあらわす】

 

すごく平たくいうと、
神様の素晴らしさを、自分を通して、映し出す、
ということだと思う。

 

月が太陽の光を反射して、光っているように。

 


"こういうわけで、
あなたがたは、食べるにも、飲むにも、何をするにも、
ただ神の栄光を現すためにしなさい。"
コリント人への手紙 第一 10章31節

 

 

生活全てにおいて、神様の光を輝かせるためにする。

 

すべてのことが、
神から発し、(from him)
神によって成り、(through him)
神に至る。(to him)

 


神様のために、
料理をして、洗濯をして、
オムツをかえ、宿題を手伝い、
あちこちに散らかっているオモチャや紙くずを繰り返し拾い、
泣き叫ぶ子供を抱き抱え、慰める…。

 

 

そういう毎日のママの仕事を、私に与えたのは神様で、(from him)

 

それをこなすのに必要な力や知恵、励ましを毎日与えて下さるのも神様。(through him)

 

そして、

それらは全て神様の栄光をあらわすために、
神様のためにする。(to him)

 


2. 【永遠に神を喜ぶ】

 

"まことに、その人は主のおしえを喜びとし、
昼も夜もそのおしえを口ずさむ。

その人は、水路のそばに植わった木のようだ。 
時が来ると実がなり、その葉は枯れない。
その人は、何をしても栄える。"

詩篇 1篇2~3節

 


聖書のみことばを自分の喜びとする。
そして、
いつも御言葉を思いめぐらす。

 

満足と喜びをもって、
神様のうちに休む。

 


しかし、
不思議なことに、
喜びすら、自分で作り出せない。

「よし、喜ぼう」と気合を入れて
自分の意思で喜ぶ人はなかなかいない。

何かをする時に喜びを感じる。
喜びというものは、自分で作り出すものではなく、
与えられるものなのではないだろうか。


そしたら、
まず、
神様を喜べる、その喜ぶ心が与えられるように
求めよう。

 

 

 

"また、子が魚を下さいと言うのに、
だれが蛇を与えるでしょう。
してみると、あなたがたは、悪い者ではあっても、
自分の子どもには良い物を与えることを知っているのです。
とすれば、なおのこと、天におられるあなたがたの父が、
どうして、求める者たちに良いものを下さらないことがありましょう。"

 

マタイの福音書 7章10~11節

 

 

 

2021年も、

「神の栄光をあらわし、
永遠に神を喜ぶこと」 
が、

その時その時に、どういう意味か探り、
自分が造られた目的を満たしていければな、と思う。